東北女子大学は2021年4月より「柴田学園大学」へと改称し、男女共学化がスタートします。学部名も家政学部から「生活創生学部」へ改称となりました。
キーワードは「生活創生」。当学園は、次の時代を見据えて新たな分野に挑戦し、地域の課題を解決し地域に貢献できる人材づくりを目指しています。
「小1プロブレム」の多面的な理解を踏まえ、保幼小の接続や様々な機関と連携した児童虐待への対応、教育や福祉といった分野を横断する知識や視点など、昨今の保育・初等教育現場では、こうした課題に対応できる高い専門性が求められています。本学科では、青森県内で唯一、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の免許・資格を卒業時に取得できる4年制大学として、確かな指導力と実践的な対応力を備えた「子どもの専門家」を輩出しています。2020年度実施の小学校教員採用試験では合格率75%、また、公立保育士採用試験では受験者全員が合格し、100%を達成しました。理論と実践を統合して諸課題を解決する力と豊かな人間力を身につけようとする学生たちの熱意に応えるべく、学科教員も学生一人ひとりが新時代の保育者・教育者として社会の形成に貢献できる日を期待に燃えて見守りつつ、支援をしています。
こども発達学科長
教授 一戸 智之