大学概要 校歌・校章

校歌

1.
みそらに高き岩木山
ふもとに広き津軽野辺
高きを永久の操にて
広きを常の心とす
2.
春はかすみの衣裁ち
秋はもみじの錦縫う
截ち縫うわざを白糸の
ちりにけがれずひとすぢに
3.
むつびかはしておとめどち
ほたるの光雪のいろ
あつめず学ぶおほみよに
うまれあひしをかしこみて
4.
世はさまざまに変われども
変わらぬものは人の道
あらぬ小道にさまよはで
進み進まん日に月に

作詞 弥富破摩雄 作曲 田村虎蔵
昭和3年11月制定

校章

校章

柴田学園の校章は梅の花を象ったものです。
創設者の柴田やす先生は日ごろから梅の花を愛し、梅の花が、きびしい風雪にたえて美しく香り高く咲くことは、女性のシンボルであると、つねに生徒たちに語っていました。

また、「塵埃一点梢を侵さず 無限の氷姿世外に抛つ 共に見る一生素質を懐くを 夭々たる桃李交じはるを容さず」という大塩中斎が梅花に寄せた詩を好んでいました。
物欲や名利にこだわらず、艱難辛苦にもくじけない志操、それを自らの理想としていた彼女は、この学校の精神とするべく校章に取り入れたと考えられています。