作詞 弥富破摩雄 作曲 田村虎蔵
昭和3年11月制定
柴田学園の校章は梅の花を象ったものです。
創設者の柴田やす先生は日ごろから梅の花を愛し、梅の花が、きびしい風雪にたえて美しく香り高く咲くことは、女性のシンボルであると、つねに生徒たちに語っていました。
また、「塵埃一点梢を侵さず 無限の氷姿世外に抛つ 共に見る一生素質を懐くを 夭々たる桃李交じはるを容さず」という大塩中斎が梅花に寄せた詩を好んでいました。
物欲や名利にこだわらず、艱難辛苦にもくじけない志操、それを自らの理想としていた彼女は、この学校の精神とするべく校章に取り入れたと考えられています。