柴田学園大学

令和7年度は、公開講座「わくわくカレッジ」を全5講座開催いたしました。ご参加いただいた皆様、ならびにご支援くださった関係各位に厚く御礼申し上げます。
本講座は、子どもたちが豊かな感性と情操を育む体験の場であるとともに、保護者の皆様が安心して交流し、学び合える機会を提供するものです。この取り組みは、大学という教育機関が核となり、家庭と地域社会を繋ぐことで、青森の未来を担う子どもたちを社会全体で育む、より大きな環境づくりに貢献することを目指しております。
今後ともご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こども発達学科長　一戸　智之

講座の様子を一部紹介します。

●「つくって遊ぼう！　射的ゲーム」
日時：2025年7月26日（土）10時30分～12時　
場所：柴田学園大学2階225講義室
講師：吉田　裕美子（こども発達学科　准教授）
内容：夏祭りの遊びとして子どもたちに人気のある「射的ゲーム」を親子で作りました。身近にあるトイレットペーパーとストローで簡単に作ることができるものや、紙コップを使った難しいものにも挑戦しました。保護者の方も子どもたちと一緒になって楽しむ様子が見られ、盛り上がった活動となりました。

●「歌、ピアノ、楽器を楽しもう！」
日時：2025年8月2日（土）13時～15時　
場所：柴田学園大学5階504講義室
講師：一戸　智之（こども発達学科　教授）
内容：幼児から中学生までの親子の皆様にご参加いただきました。初めてトランペットやトロンボーンに触れるお子さんも、ピアノ経験者も、みな真剣な表情で練習を重ね、ミニ発表会では自信に満ちた笑顔で練習の成果を披露してくれました。講座のクライマックスとなった合奏では、親子で心を一つに音楽を奏でる喜びを分かち合い、会場は大きな一体感に包まれ、参加者一人ひとりが輝く素晴らしいひとときとなりました。

●「手を動かして算数しよう！」
日時：2025年8月30日（土）10時～11時30分
場所：柴田学園大学4階412講義室
講師：齋藤　昭（こども発達学科　准教授）
内容：「手を動かして算数しよう」というテーマで、具体物を操作しながら算数を学んでいきました。内容は、「輪飾りを切ってみよう」「ミニタングラムで図形を作ってみよう」「パターンブロックを使って模様づくりをしよう・陣取りゲームをしよう」「トータスで10をつくってみよう」というものでした。図形の不思議を感じたり、ゲームを通して図形づくりや計算の楽しさを感じていただきました。親子で参加した方も多く、親子のふれあいの場にもなりました。

●「親子・家族関係に活かすコミュニケーション」
日時：2025年9月13日（土）11時～12時
場所：柴田学園大学2階214講義室
講師：新田　史暁（こども発達学科　助教）
内容：今回は、個人のコミュニケーションやその変化に着目する心理療法「ブリーフセラピー」の視点をもとに、親子や家族の在り方について概説しました。主に年齢層が若い方々に参加いただき、参加者同士のワークも交えて良好な親子・家族関係につながるコミュニケーションを実践していただきました。

●「版遊びを楽しもう！　～トレーを使って版画制作～」
日時：2025年9月27日（土）10時～12時
場所：柴田学園大学2階225講義室
講師：工藤　千華（こども発達学科　助教）
内容：「トレーを使った版画制作」を通して、親子での創作活動を楽しむことを目的に実施しました。身近な素材であるプラスチックトレーに絵を描いたり、いろんな材料で型をつけて、インクを使って版画のようにすることで、親子での表現活動を体験する機会となりました。
　刷り上がった作品が紙に写る瞬間には喜びの声が上がり、活動全体を通して笑顔が多く見られました。完成した作品は子どもの自由な想像力が広がり、個性豊かでそれぞれの思いが込められたものとなりました。