【こども発達学科】第45回生 卒業論文発表会を開催しました

2022.02.17 イベント

 こども発達学科では、4年間の学修の集大成として毎年2月に卒業論文発表会を開催しています。今年度は、Google Meetを用い、オンライン(リモート)での実施となりました。
 3年次から研究室に配属された学生たちは、文献研究や調査研究を通して現状把握から社会的課題を見出し、独自性と社会的意義を持った研究目的を設定し、論理的思考を駆使して調査・分析・考察から結論を導くという一連のプロセスを論文としてまとめていきます。この2年間、新型コロナウイルス感染防止の観点から研究活動が制約されながらも、主体的に課題に取り組み、何度も修正を加え、苦労を重ねながら卒業研究に取り組んできました。発表会では、自身が考えたことを的確に人に伝えるプレゼンテーション能力の醸成もめざしています。当日は、他学年の学生との質疑応答もあり、論理的な思考力や創造性が発揮され、それぞれの発表を通じて、卒業後、社会の形成に主体的に参画し、地域や社会が抱える課題を解決していこうとする気概が十分に伝わってきました。
                                    こども発達学科長 一戸 智之

 

 今年度は4年生34名が卒業研究に取り組みました。テーマは、乳幼児期の保育・教育や小学校教育、また社会的課題に関するものまで多岐に渡りました。それらの中から、発表の様子を紹介します。


幼児の生活習慣について~早寝・早起き・朝ごはんの大切さについて~



子どもの表現を豊かにする「歌付き絵本」に関する研究


幼児期における自閉症児への支援のあり方


幼児期の子どもの遊びと学びに関する考察~自然体験の教育的意義について~


自己肯定感で子どもをのばす~自己評価を生かして~


子どもの思考が活発になる授業方法について~思考ツールに着目して~


質疑応答はチャットを使用して行い、更に学びを深めることができました。