【健康栄養学科】2021年度 卒業論文発表会開催

2021年11月25日(木)に健康栄養学科卒業論文発表会が多目的ホールで行われました。会場には発表者の4年生30名のほか、1~3年の全学年が集まって行われました。

 

4年生は9つの研究室でこれまで卒業研究を行ってきました。大学の講義や実習とは異なり、はっきりとした答えのない実験や調査の結果をどのように考察し、どう活かすか等、これまでの成果を報告し合いました。

 

トップバッターの奥野研究室では「閉経期モデルラットにおける血中アミノ酸プロファイルについて」など、動物実験を用いたアミノ酸代謝や糖質代謝に関する報告が行われました。

 

飯泉研究室では「高脂肪食の継続摂取が生体に与える影響」と題して、酸化ストレスのマーカーであるタンパク質のニトロ化に着目した報告が行われました。

 

前田研究室では、「脂肪味の感じ方と測定方法の検討」と題して、脂肪味の味覚は油脂の脂肪酸組成や朝食欠食の習慣等の影響を受けるかについて報告されました。

 

妹尾研究室は「青森県の働き世代を対象とした生活習慣病予防の食事スタイルの検討」について、自ら作ってみようとする意欲を引き出すのに効果的な提案方法やそれを取り入れた冊子の作成などについて報告されました。

 

1~3年生からはたくさんの質問がありました。特に3年生はこれから始まる卒業研究も意識して、具体的な疑問を投げかける場面が多くみられました。

 

4年生は悩みながらも、自分たちの研究結果や考察から回答し、無事に卒業論文発表会は終了しました。